ストラテジ系経営戦略

PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)とは?

読み方: ぴーぴーえむ
1行定義

市場成長率と市場シェアの2軸で事業を4分類し、経営資源配分を最適化するボストンコンサルティンググループ発の分析フレームワーク

詳細解説

PPM(Product Portfolio Management)は、ボストンコンサルティンググループ(BCG)が1960年代に開発した、複数事業を持つ企業が経営資源を最適配分するためのフレームワークです。縦軸に「市場成長率(高・低)」、横軸に「相対的市場シェア(高・低)」を置き、4つの象限に事業を分類します。①花形(Star):成長率・シェアともに高い。将来の金のなる木候補だが、成長維持のために多額の投資が必要。②金のなる木(Cash Cow):成長率は低いが、シェアが高い成熟事業。投資が少なくても安定したキャッシュを生み出し、他事業を支援する資金源となる。③問題児(Question Mark):成長率は高いが、シェアが低い。花形になるか負け犬になるかは今後の投資次第。④負け犬(Dog):成長率・シェアともに低い。キャッシュを生まず、撤退・売却の検討対象となる。ITパスポートでは4象限の名称と特徴の組み合わせ問題が頻出です。「花形は常に投資すべき収益事業」という誤解や、「問題児は直ちに撤退すべき」という誤りを見極める出題が多く、各象限の判断基準を正確に理解することが重要です。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限と縦軸(市場成長率)・横軸(相対的市場シェア)
  • 2金のなる木がキャッシュ源・花形が投資先というリソース循環の構造
  • 3問題児は投資判断が必要な事業であり、即撤退ではない
  • 4PPMの限界:非財務的価値(ブランド・技術)やシナジーが考慮されない

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26