ストラテジ系財務会計
売掛金・買掛金とは?
読み方: うりかけきん・かいかけきん
1行定義
売掛金は商品販売後に未回収の代金(B/S流動資産)。買掛金は商品仕入後に未払いの代金(B/S流動負債)。与信管理と資金繰りの要。
詳細解説
売掛金(Accounts Receivable)は、商品やサービスを販売したが代金をまだ受け取っていない状態の債権です。貸借対照表の流動資産に計上され、回収されるまで現金が入らないため「資金繰りの鍵」となります。売掛金が多すぎる(回収が遅い)と黒字でも現金不足に陥る「黒字倒産」のリスクがあります。買掛金(Accounts Payable)は、商品やサービスを仕入れたが代金をまだ支払っていない状態の債務です。貸借対照表の流動負債に計上され、仕入れ後に一定の支払猶予期間(信用取引)があることを示します。売掛金の管理指標として「売掛金回転期間=売掛金÷(売上高÷365)日」、買掛金の管理指標として「買掛金回転期間=買掛金÷(売上原価÷365)日」が使われます。与信管理(取引先の信用力審査)は売掛金の不良化(貸倒れ)を防ぐために重要で、貸倒引当金を積み立てて損失に備えます。ファクタリング(売掛金を第三者に売却して早期に現金化する手法)もキャッシュフロー改善策として活用されます。ITパスポートでは「売掛金・買掛金のB/S上の位置づけ(資産 vs 負債)」「回転期間の概念」「黒字倒産との関係」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1売掛金(資産)と買掛金(負債)の違いとB/S上の位置づけ
- 2売掛金が増えることで黒字倒産が起きるメカニズム
- 3回転期間(日数)の計算式と経営管理への活用
- 4与信管理・貸倒引当金の概念
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26