テクノロジ系システム開発

クラス図とは?

読み方: くらすず
1行定義

UMLの構造図の一種。クラスの属性・操作とクラス間の関係(継承・関連・依存)を表すシステムの静的設計図

詳細解説

クラス図(Class Diagram)は、UML(統一モデリング言語)の構造図の中で最も使われる図で、システムを構成するクラス(オブジェクトの設計図)の内部構造と、クラス間の関係を表現します。クラス図の構成要素は次の通りです。クラスボックス:上段にクラス名・中段に属性(フィールド)・下段に操作(メソッド)を3段で記述。可視性修飾子(+ public・- private・# protected)を属性・操作の前に付記します。クラス間の関係には次の種類があります。継承(Generalization):子クラスが親クラスを継承する「is-a関係」。白塗りの三角矢印で表現。例:Catクラスが Animalクラスを継承。関連(Association):クラス間に利用関係がある。実線で表現し、多重度(1対多、多対多等)を記します。集約(Aggregation):全体と部分の関係で部分は独立して存在できる。白塗りのひし形。コンポジション(Composition):全体と部分の強い所有関係で部分は単独では存在できない。黒塗りのひし形。依存(Dependency):一時的な利用関係。破線矢印で表現。実現(Realization):クラスがインターフェースを実装する関係。白塗り三角+破線。クラス図はオブジェクト指向設計の詳細設計フェーズで作成され、コードとの対応が直接的なため、設計書とコードの整合性確認にも使われます。ITパスポートでは「クラス図の読み方」「継承・関連・集約の違い」「多重度の意味」が出題されます。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1クラスボックスは上段クラス名・中段属性・下段操作の3段構成
  • 2継承は白塗り三角矢印でis-a関係を表す
  • 3多重度(1対多・多対多)は関連線の端に記述
  • 4集約(部分が独立存在可)とコンポジション(部分が単独不可)の違い

関連用語

UML
システム開発
オブジェクト指向
システム開発
シーケンス図
システム開発
ユースケース図
システム開発

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26