テクノロジ系システム開発
ブラックボックステストとは?
読み方: ぶらっくぼっくすてすと
1行定義
プログラムの内部構造を参照せず、外部仕様(入力・出力の仕様)だけに基づいてテストケースを設計する手法
詳細解説
ブラックボックステスト(Black-Box Test)は、テスト対象のプログラムの内部構造(ソースコード)を参照せず、外部から見た入力と期待される出力の仕様(要件定義・設計書)だけに基づいてテストケースを設計するテスト手法です。「機能テスト」「仕様ベーステスト」とも呼ばれます。テスターはコードの中身を知らなくても実施できるため、外部のQA専門家・エンドユーザーテストに適しています。主なテスト技法は次の通りです。同値分割(Equivalence Partitioning):同じ振る舞いをするグループ(同値クラス)に入力を分割し、各クラスから代表値1つをテストケースとして選ぶ。例:年齢入力欄(0〜120が有効範囲)→有効クラス(例:30)と無効クラス(例:-1・200)を代表値としてテスト。境界値分析(Boundary Value Analysis):バグが発生しやすい境界値(範囲の最大値・最小値・その前後)を重点的にテスト。例:1〜100が有効なら0・1・100・101をテスト。デシジョンテーブルテスト:複数の条件の組み合わせをテーブル形式で整理してテスト。状態遷移テスト:システムの状態遷移図に基づいてテスト。ブラックボックステストの目的は仕様通りの機能が実装されているかの確認で、結合テスト・システムテスト・受け入れテストフェーズで主に使われます。ITパスポートでは「同値分割と境界値分析の使い方」「ブラックボックスとホワイトボックスの比較」「各テストフェーズの関係」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1内部構造を参照せず外部仕様(入出力)のみでテストケース設計
- 2同値分割:同じ振る舞いのグループから代表値を1つ選ぶ
- 3境界値分析:バグが多い境界の値(最大・最小・その前後)を重点テスト
- 4結合テスト・システムテスト・受け入れテストで主に使用
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26