テクノロジ系セキュリティ
ゼロトラスト(Zero Trust)とは?
読み方: ぜろとらすと
1行定義
「すべてを信頼しない」を前提に、内部ネットワークも含め常に認証・認可・検証を行う現代的なセキュリティモデル
詳細解説
ゼロトラスト(Zero Trust)とは、「場所(社内ネットワーク)や身元を問わず、いかなるユーザー・デバイス・通信も無条件に信頼しない(Never Trust, Always Verify)」という前提に基づいた現代的なセキュリティアーキテクチャです。従来の「境界防御モデル」では社内ネットワーク(ファイアウォール内)を信頼済みとして扱い、外部からの侵入を防ぐことに注力していましたが、テレワークの普及・クラウド移行・内部脅威(内部不正・感染端末)の増加により境界が曖昧になりました。ゼロトラストでは、すべてのアクセスに対して「デバイスの健全性確認」「ユーザー認証(MFA)」「最小権限の原則(必要最低限のアクセス権のみ付与)」を常に実施します。実装技術としてIAM・MFA・マイクロセグメンテーション・EDR・SWGなどが活用されます。IT試験では「境界防御との概念的違い」「Never Trust Always Verifyの原則」「テレワーク環境との親和性」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1"Never Trust, Always Verify"(常に検証・信頼ゼロ)の原則
- 2境界防御モデル(社内=安全)との根本的な概念の違い
- 3最小権限の原則・デバイス健全性確認・MFAの組み合わせ
- 4テレワーク・クラウド普及による境界防御の限界が導入背景
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26