テクノロジ系セキュリティ

耐タンパ性とは?

読み方: たいたんぱせい
1行定義

ハードウェアやソフトウェアが物理的・論理的な解析・改ざん・不正アクセスに対して抵抗する能力

詳細解説

耐タンパ性(Tamper Resistance)は、ハードウェアやソフトウェアが物理的な分解・解析、または論理的な不正アクセスや改ざんに対して抵抗する能力・特性を指します。「タンパ(Tamper)」は「不正に手を加える」という意味で、耐タンパ性が高いシステムは攻撃者が内部データや暗号鍵を取り出したり、動作を解析・改ざんしたりすることが極めて困難です。ハードウェア耐タンパ性の実装例はICカード(クレジットカード・マイナンバーカード)のセキュアチップ(内部の鍵・データを物理的に取り出せない構造)・HSM(Hardware Security Module、企業用の暗号鍵管理専用ハードウェア)・TPM(Trusted Platform Module、PCに内蔵されたセキュリティチップ)・スマートフォンのTEE(Trusted Execution Environment、セキュアエンクレーブ)などです。物理的な耐タンパ対策は、開封検知センサー(開封時に内部データを消去)・樹脂封止(分解困難な素材で固める)・電磁シールドなどが使われます。ソフトウェア耐タンパ性は難読化(コードを解読困難な形式に変換)・コード署名(改ざん検知)・アンチデバッグ(デバッガーによる解析を妨害)などの技術で実現します。ITパスポート試験では「耐タンパ性の定義」「ICカードやHSMでの応用」「物理セキュリティとの関係」が出題されます。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1物理・論理的な解析・改ざんに対して抵抗する能力
  • 2ICカードのセキュアチップ・HSM・TPMが代表的な実装例
  • 3開封検知センサーで改ざんを検知するとデータを自動消去
  • 4ソフトウェアでは難読化・コード署名で耐タンパ性を確保

関連用語

デジタル署名
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PKI(公開鍵基盤)
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ハッシュ関数
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情報セキュリティポリシー
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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26