ストラテジ系財務会計
ROI(投資利益率)とは?
読み方: あーるおーあい
1行定義
投資額に対して得られた利益の割合。ROI=(利益÷投資額)×100(%)。投資効果を比較・評価する基本的な財務指標。
詳細解説
ROI(Return On Investment:投資利益率)は、ある投資に対してどれだけの利益を得られたかを示す財務指標です。計算式は「ROI(%)=(利益÷投資額)×100」で、分子の「利益」は純利益・営業利益・粗利益など分析目的によって使い分けます。たとえば300万円のシステム投資で年間100万円のコスト削減効果が得られれば、ROI=100万円÷300万円×100=33.3%となります。ROIが高いほど投資効率が良いと判断されますが、投資期間を考慮しない点が欠点です(1年で33%と3年で33%は意味が異なる)。この欠点を補うためにIRR(内部収益率)やNPV(正味現在価値)が使われます。IT投資分野ではシステム導入の費用対効果評価にROIが広く使われ、「IT-ROI」と呼ぶ場合もあります。ITパスポートでは「ROIの計算問題」と「ROIとROEの区別(投資 vs 株主資本)」「ROIの欠点(時間価値を考慮しない)とNPV・IRRとの比較」が出題されます。投資判断の基本指標として必ず押さえるべき用語です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1ROIの計算式(利益÷投資額×100)と具体的計算
- 2ROIとROEの違い(投資全体 vs 株主資本)
- 3ROIの欠点(時間価値を無視)とNPV・IRRとの使い分け
- 4IT投資評価への適用
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26