ストラテジ系法務
内部統制とは?
読み方: ないぶとうせい
1行定義
組織の業務の有効性・効率性・財務報告の信頼性・法令遵守を達成するために組織内部で整備・運用する仕組みと手続き。
詳細解説
内部統制(Internal Control)は、組織が目標を達成するために自らが設計・整備・運用する自主的な管理の仕組みです。日本では金融商品取引法(J-SOX)により上場企業に内部統制報告書の作成・監査が義務付けられています(2008年3月期から)。内部統制の4目的は①業務の有効性・効率性、②財務報告の信頼性、③法令等の遵守、④資産の保全です。COSOフレームワークでは内部統制を①統制環境、②リスクの評価と対応、③統制活動(職務分掌・承認手続き)、④情報と伝達、⑤モニタリング、⑥IT統制(ICT全般統制・業務処理統制)の6要素で構成します。ITパスポートで特に重要なのは「職務分掌(同一人物による不正を防ぐため業務を分割する)」という概念で、たとえば「承認者と支払実行者を別の人にする」「開発者と本番環境の操作権限を分離する」がその具体例です。「IT統制」も出題頻度が高く、アクセス管理・変更管理・バックアップ管理が含まれます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1内部統制の4目的
- 2COSO6要素(特に統制活動とIT統制)
- 3職務分掌の概念と具体例
- 4J-SOX(金融商品取引法)による義務付けの範囲
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-25